今年度も小学部は「第37回聾学校合奏コンクール」に参加しました。

今年度も小学部は「第37回聾学校合奏コンクール」に参加しました。
小学部4名が、木琴、鉄琴、電子ピアノを担当し、『ラバーズ コンチェルト』の演奏に挑戦しました。




個人練習、パート練習、合同練習とステップを踏んで音楽の時間に継続して練習をしてきました。
また、授業の度に、子どもたちは審査の結果を知りたがり、「早く結果を知りたい!」「合格していますように!」と話していました。

送られてきた資料には、「第一次審査通過、おめでとうございます。次の演奏も楽しみにしています。」と記されており、たくさんの短評をいただきました。
「一人一人がとてもしっかり演奏していました。」
「メロディとリズム(4ビート)がしっかりと調整された演奏です。」
「みんなで心を合わせた演奏が聴けてうれしいです。」等々、子どもたちは笑顔いっぱいで短評を読んでいました。

二次審査に向けて、心を一つにして音を合わせることを楽しみたいと思います。
11月28日(金)に、市役所見学と会津の工芸品・偉人に関わる施設見学を目的とした校外学習を行いました。当日、残念ながら4年生は体調不良のため欠席となり、6年生と教員で実施しました。

会津若松市役所では、電光掲示版で各フロアの案内が確認できることや、各階で目的に合わせた窓口がそれぞれあることなどを学ぶことができました。また、市長室の場所を目の前まで行って、確認することもできました。入室することはできませんでしたが、市長が普段在室していることを知って驚いていました。

その後、小澤ろうそく店、野口英世青春記念館、昭和なつかし館、会津木綿織元工場の見学を行いました。


児童は特に、小澤ろうそく店で、会津に伝わる絵ろうそくの太い芯の作り方を体験させてもらったことや、会津木綿織元工場で、たくさんの織り機がどのようにして会津木綿を織っているのかを教えてもらったことが心に残ったと話していました。

自分の住んでいる町への誇りや伝統工芸品の良さを感じることができたようです。

11月21日(金)に、公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会 東京都難聴児相談支援センターの松本末男先生を講師にお迎えし、校内研修会を実施しました。
午前中は、幼稚部小学部それぞれの授業を参観していただきました。

研修テーマである「発問から生まれるやりとりを通して、自ら考える力を引き出す指導」について、松本先生は、すべての授業参観の中で具体的な実演をご教示くださいました。

松本先生と子どものやりとりの様子から、子どもが疑問に思うような問いかけが大事であること、子どもの考えや気持ちが表現できるよう意図的なかかわりが大切なことを学ぶことができました。

また、松本先生がやりとりの中で発音の言い直しを的確に行わせると、正しい音を意識して話そうとする子どもの姿がたくさん見受けられました。楽しくかつ粘り強くかかわりあうことで、子ども自身が課題に対して進んで考えようとする様子も数多く見ることができました。

午後には授業についてのご指導をいただき、講演会では「子どもたちの多様性に応じた授業づくり」をテーマにお話を伺いました。

講演会でご準備いただいた資料は、本校の授業づくりの指南書として活用し、子どもたちが、授業が楽しいと感じてくれる「わかる授業」を目指していきます。

11月14日(金)、福島県デフリンピック子ども観戦招待事事業により、デフリンピックのサッカー開幕戦を観戦しました。Jヴィレッジのスタジアムは、多くの観戦客でにぎわっていました。到着したときには前半戦が終了し、3対0で日本がオーストラリアをリードしていました。教えていただいたサインエールを使いながら応援しました。

日本選手がシュートを決めるたびに大きな歓声があがり、会場の熱気に包まれました。

サッカーの試合の観戦に先立って、特定廃棄物埋立情報館「リプルンふくしま」にて、震災学習を行いました。震災で出た様々な廃棄物が、安全に処理されている仕組みを、映像やクイズを交えて教えていただき、楽しく学ぶことができました。日常では、目に見えない放射線を、霧箱を使って観察し、学校の中庭にあるモニタリングポストが測定しているものと結び付けることができました。

デフリンピックのサッカー観戦も、震災学習も、小学部の子どもたちの好奇心をくすぐる貴重な経験になりました。

11月7日(金)に、郡山市の本校で今年度2回目の本分校交流を行いました。初めて本分校交流に参加した年少児は、緊張した表情で教室に入り、友達の様子をじっくり見ていましたが、朝のおあつまりでは、呼名に対して手を挙げたり、絵カードを指さして楽しみなことを発表したりすることができました。年長児のグループは、大人気の「パウパトロール」の話やごっこ遊びを通して、友達とすぐに打ち解けていました。


集団活動の時間は、ダンスやリトミック、むっくりくまさん、自由遊びでたくさん体を動かしました。簡単なルールのある遊びを友達や先生と一緒に楽しみました。


お昼は、楽しみにしていたお弁当を食べました。友達とお弁当を見せ合い、おそろいのおかずが入っていると、「同じだね!」と嬉しそうに友達に伝え、味わいながら食べていました。

午後は、天気が良かったので中庭で遊びました。ブランコや滑り台、キックボードなど、いろいろな遊具で遊びました。人気のキックボードは、友達と順番に使ったり、友達にゆずったりしながら、仲良く安全に遊ぶことができました。


楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、次年度の交流も待ち遠しい気持ちで、友達や先生とハイタッチをしました。
本分校のみなさん、先生方、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

11月6日(木)に居住地校交流を実施しました。2学期最後となる今回の交流では、教科学習の他に、芸術鑑賞教室や校外学習などを通して友達と交流しました。
1時間目に国語、2時間目に音楽の学習を行いました。音楽では、リコーダーを使って「もみじ」の曲を練習しました。友達と音を重ねて演奏することで、心地よい音色が鳴り響きました。


芸術鑑賞会では、ピアノ奏者の方とサクソフォーン奏者の方の演奏を聴きました。クラッシックの曲だけでなく、ジブリメドレーや最近人気の曲など幅広く演奏をしていただきました。知っている曲で友達と顔を合わせたり、曲に釘付けで背筋を伸ばして見たりしていました。



午後には、喜多方市にある「蔵の里」へ校外学習に行きました。昔の道具を見学したり、山都の偉人に関する歴史を学んだりすることができました。


施設の職員の方の説明を聞いて、道具の名前をメモする姿や、友達と初めて知ったことを共有する姿などが見られました。


友達との別れを惜しみながら、3学期の交流を楽しみにしているようでした。
11月5日(水)に2学期最後となる居住地校交流を実施しました。今回の交流では、班別での校外学習でした。

本児童は、城西小学校を出発し、武家屋敷、善龍寺を見学後、まるやま会津門田店で昼食を済ませて、学校へ戻るという経路のグループでした。



道に迷いながらも、バス停の場所を町の方に聞いたり、友達と協力したりして、目的地である武家屋敷にたどり着くことができました。


善龍寺では、会津の偉人である西郷頼母やその妻たちが眠る墓を見ることができました。21人の命が眠っていることを知った児童は目を丸くして驚いていました。


たくさん歩いた後は、友達と仲良く昼食です。

校外学習を通して、郷土の歴史に関心をもつことができる一日となりました。
今回は「バスの乗り方教室」として、市役所のお二人を講師に、市内で活用できるマイライドバス、路線バス、電車の使い方を教えていただました。

その後、たんぽぽ学級と一緒に校外学習へ出かけ、実際にそれぞれの乗り物を利用する体験をしました。乗り降りの際のルールやマナー、駅構内に設置されている様々な物の使い方や意味など、数多くのことを教えていただいたり、考えたりすることができました。




会津校の5年生は、マイライドバスに関心をもち、週末に書いてきた作文「交流で学んだこと」には、マイライドバスについてわかったことを綴り、「便利なので、大人になったときにも利用したいです。」と感想も述べられていました。
東山小の5年1組、2組の友達とも久しぶりに会うことができ、お互い、とても嬉しそうでした。5年1組の図工の授業見学では、友達が描く作品を見て「みんな、うまいね!」と驚いていました。

給食を一緒に食べた後は、隣の2組にもおじゃまし、新しくなった車いすの新機能をお披露目するなど、とても積極的にやりとりを楽しみました。


東山小学校の皆さん、先生方、そして会津若松市役所の皆さん、ありがとうございました。
10月28日(火)、デフ・パペットシアターひとみの講師お二人が来校し、芸術鑑賞教室を開催しました。プレイルームの中央には、たくさんの楽器がずらり!その中には、色とりどりの初めて見る楽器から、台所にある身近な物まで、手に取って音を鳴らしてみたいものばかりでした。

幼稚部と小学部全員が集まり、一人一人が思い思いの楽器を手に取って、音を鳴らしたり、リズムをとったりしました。


講師である先生の出すサインを見て、音を鳴らしたり止めたりする活動は、音楽科で指揮を見て演奏する学習につながるライブ感たっぷりの協働的な活動でした。


また、セリフのない物の動きに音楽をつけた講師お二人の表現には、子供たちが釘付けとなり、想像力を働かしながら鑑賞する姿が印象的でした。言葉がなくても、思いが通じ合う良さや楽しさも体験することができました。

けいこ先生、文先生、子供たちの笑顔をたくさん引き出してくださり、ありがとうございました。

10月24日(金)3校時に、、ALTのシャニラ先生と4~6年生が一緒に学習をしました。

今回は、ハロウィンにちなんだやりとりが盛りだくさんでした。ダンスの動画を見ながら一緒に踊ったり、シャニラ先生が着用していたカーディガンの柄を取り上げて、ハロウィンに関する単語を聞いたり発音したりしました。

また、アメリカでのハロウィンの様子について、写真とともにお話を聞かせてもらいました。ジャック・オー・ランタンをシャニラ先生が家族で作った時の様子では、大きなかぼちゃをくりぬくところが大変だと教えてもらいました。

やりとりをする際に、随時、児童たちが学習したキーセンテンス「What’s this?」を意図的に使いながら、聞く・話す体験を繰り返し行いました。
10月31日のハロウィンで、シャニラ先生は仮装をするそうです。会津校のみんなも、「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」と言いながらハロウィンを楽しみましょう!